Nomination Statement for Tzviya Siegman (she/her)

私は、W3Cのガバナンス・タスクフォースの発足以来、その共同議長を務めています。これにより、W3Cの事実上の理事会として(W3C運営委員会のもとで)機能してきたグループを私は率いる立場となりました。W3Cの仕組みや、W3C, Incを成功させるために理事会が取るべきステップを熟知するようになりました。2022年の運営委員会には毎回出席し、提案と迅速なコンセンサスの実現に努めました。

私はこの1年半、W3C Advisory Board(AB)の共同議長を務め、2018年からABのメンバーとして活動してきました。この間、私たちは法人化に向けた土台を築き、W3Cのミッションなどの問題への取り組みに焦点をあてるようになりました。私たちはABとガバナンス・タスクフォースの両方で、多くの難しい決断を下しました。私は、前向きな作業環境を維持しつつ優先課題を前面に出し、会議での多様な声を尊重し育みながら合意を推進する能力に長けていると自負しています。

私は、International Digital Publishing Forumの理事を務め、W3Cとの合併に関わりました。NISO、BISG、1EdTech(旧IMSGlobal)には15年前から参加しています。私は、当事者間で合意が得られない場合に、合意を得るための手助けをするよう、何度も要請されてきました。

私の仕事のスタイルは、前述の通り、合意形成です。しかし、それ以上に重要なことは、私は対立を恐れないということです。なぜなら、そこには真の創造性があることが多いからです。プロセスに従うことで得られる一貫性や組織としての強靭さも、よく理解しています。私は、最適でない行動を排除するという仕事にも臆することはありません。私が本当に得意とするのは、人を呼び込むこと、その人の強みを活かして目標志向で成功するチーム、理事会、委員会を作ることです。

W3CのABおよびガバナンス・タスクフォースでの経験と、標準の世界に精通しているため、W3Cを次の時代に導くために私は貢献できると思います。